素敵なマグロ漁船
先日ラジオをきいていたら、ある外国出身の女優さんが自身の生い立ちを話していました。子供のころ生活が大変で、毎日の食事を得るのも苦労するような状況が続いたそうです。そんなとき、漁業か農業の学校に進学すれば、日々の糧を得られるだろうと考えたのだそうです。ところが、漁船に乗っても、魚を食料として家に持ち帰ることは難しいと判断し、農業を選んだそうです。
私の母方の親戚は漁業に従事しています。ある人は、漁船を持っていて管理する仕事を持っていたり、その兄弟姉妹は魚市場で主にマグロ関連の卸をおこなっています。
得意客は料亭や旅館などで、以前はかなり繁盛していましたが、経済が落ち込んでからは売上がぐっと少なくなっていったようです。それでも、日本人はマグロが好きですから、マグロの売上がまったくなくなるということはなく、マグロ漁船も今までどおり、出港しているそうです。
私が知っている漁船には、マグロ漁船がありますが、それ以外にどんな漁船があるのかネットで検索すると、イカ釣り漁船や釣漁船、かつお釣漁船、さば釣漁船、いか釣漁船などたくさんあることがわかりました。それ以外に、はえなわ漁船、ながしあみ漁船、さしあみ漁船、まきあみ漁船、しきあみ漁船、つきんぼう漁船、ひきあみ漁船、トロール漁船、白蝶貝採取漁船、怪獣猟船といったものがあります。
漁船の船名について
漁の目的によって、魚や貝、怪獣などをとる方法も異なってきます。親戚が漁業関係者なのに、目の前で漁をみたことはありません。釣りは好きですが、実際に漁業を手伝う機会がなく、どんな方法で行われるか、というのは、テレビやYou−tubeでみただけです。
漁船において興味深いのが、船についている「船名」です。一般的に、○○丸、というように、船の名前には、固有名詞+丸がついているのがあたりまえだと思っていましたが、必ずしも「丸」をつけなくてもよいのだそうです。
アルファベットや漢字、カタカナ、平仮名を用いることは問題ないのですが、屋号を用いることはできないのだそうです。
この船名をみていると、船の所有者の姿が自然と思い浮かんできます。また、漁業をずっと行ってきた誇りと自信がみなぎっていて、魂からの力強さを感じることができます。演歌でも海の男がよくテーマになるように、命をかけて仕事をしているという、男の生き様を垣間見ることができます。
ちょっとの油断が命取りになりますから、すべての瞬間が真剣で、一瞬一秒たりとも気を緩めないという緊張感も海の仕事の醍醐味だと思います。